本を出す事は、本を出してない方から見ると、もの凄い事だと感じるかもしれませんが、実はそうでもありません。
今の時代、電子書籍も主流になりつつありますが、電子書籍であれば比較的簡単に出版する事が可能です。
電子書籍を出版する方法は、後ほど詳しく解説しますが・・・
それよりも、出版した本を売る事の方が何十倍も難しい事を知っておいたほうが良いです。
既に電子書籍を出版された方の中には、こんな風に感じている方も多いんです。
「電子書籍を出版したけど全然売れない・儲からない・・・印税なんて対して入ってこない」
そして、このように嘆き悲しんでいる方達には、ある共通点があるんです。
それは、出版したら電子書籍が勝手に売れまくると錯覚している事です。
これは、一般の書籍でも同じことが言えるのですが、基本的に、本を出版しても勝手に本が売れていく時代ではないんです!
もちろん、電子書籍に比べれると一般の書籍の場合は、本屋さん等に陳列されるので出版すれば、そこそこは売れます。
それでも出版業界は、毎日200冊の新刊が出るような時代。
ですから、従来の形で本を出版しても出版社の力や著者自体の知名度がない限り、本がお客さんの目に留まるような場所に陳列される確率は非常に低いんです。
電子書籍の場合は、さらに大変です。
なぜなら、電子書籍の場合、大抵がAmazon等を活用してKindle向けの電子書籍を出版します。
Amazonのみで販売される場合、その本(電子書籍)が見つけられる確率は、一般の本屋さんに陳列されている本よりも確率的に言うと非常に低いと言わざる得ないと思います。
ですから、全くの無名の人が電子書籍や本を出版した場合、ある程度は、自分の力(PR力)で、自分の本を売る必要性があるんです!
実際、私も従来の形で本を出版した際、運よく大手出版社から本を出版して、それだけでも本が2万部以上売る事に成功しましたが、それ以外にもネットでPRを行ったり雑誌等にプレスリリースを送り取材してもらい自らの本を宣伝する事を行いました。
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Yahoo!
Internet Guide 2005年9月号! |
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SPA!
2006年1月号! |
そして最終的に、5万部近くまで売る事は成功しましたが、それでも印税は200万程度。
広告費や作業日数を考えると、全く割に合わないのが本の出版の現実なんです。
要は、本の出版というのは、ある程度の知名度がある著者を除く以外は、印税を目的にしてはいけないって事です。
特にビジネス書の本を出版する事はね!
じゃ、なぜ、本や電子書籍は出すべきなのか? |