さくらレンタルサーバーとロリポップを比較!

案内人:富田案内人:富田

今回は、レンタルサーバー業界でも老舗の2社、さくらレンタルサーバーとロリポップの特徴、料金プラン、Wordpress機能で徹底比較。

両サービスの良いところ悪いところ包む隠さずお伝えしていきます。

そして、さくらサーバーとロリポップを利用して検証した結果、それぞれのサーバーがどんな人におすすめなのかを解説!

これからどちらのサービスを利用するべきか迷っている方の参考になれば幸いです

さくらサーバーのロリポップを3つの項目で比較

以下の3つの項目で、さくらレンタルサーバーとロリポップを比較してみました。知りたい項目をクリックすると、その比較項目に一気に飛べるようになっています。

比較項目 比較内容
1:性能や機能面で比較 サーバー自体の性能や機能面を比較しました
2:Wordpressを比較 WordPressの機能を比較してみました
3:料金を比較 それぞれの料金プランを比較してみました

性能や機能面を比較

まず最初にさくらレンタルサーバーとロリポップの性能や機能面を比較していきます。

料金プランによりますが料金が高ければ高いほど、その分、性能や機能は比例して良くなります。

今回はわかりやすいように、さくらレンタルサーバーとロリポップのスタンダード・プランで比較してみました!

さくらサーバー ロリポップ
ディスク容量 300GB 450GB
転送量課金 特になし 特になし
無料SSL あり あり
サイト数/メール数 無制限 無制限
自動バックアップ あり なし(オプション)
高速化サービス あり なし

上記の比較表は一部の機能を比較していますが、レンタルサーバーの機能で比較する際に見るべきポイントだけを挙げています。

容量だけで比較すると、さくらレンタルサーバよりもロリポップの方が150GBも多いです。

また後々、値段についても解説しますが、さくらサーバーよりもロリポップの方が若干やすいです。

 

ただ、さくらサーバーも300GBもあって十分すぎるほどの容量ではありますし自動バックアップ機能や高速化機能(表示速度の高速化)も標準装備されています。

また、さくらサーバーだと、SEO対策で使える初期ドメインが使えるのは大きなメリットです

初期ドメインとは、レンタルサーバーを利用する際に提供されるレンタルサーバーのサブドメインのようなドメインです。

初期ドメインによりますが、を利用してブログやサイトを作ると、Googleの検索結果に上位表示されやすくなる可能性が高まります。

さくらレンタルサーバーのサーバードメイン

しかも、さくらレンタルサーバーの場合、この初期ドメインが「1アカウト=1つの初期ドメイン」ではないのも評価できるポイントです。

初期ドメインは大抵1つしか作れませんが、さくらサーバーは料金プランによって

  • ライトプランでも20個
  • スタンダードプランでも200個

まで作れるので、かなりお得感があります。

WordPressの機能を比較

次に、Wordpressの機能を比較していきます。

まず最初に

    • インストールの簡単さ
    • 引越(移行)の簡単さ

    に関しては、ロリポップとさくらサーバーには違いがあります。

    さくらレンタルサーバーの場合、「Wordpressのインストールは簡単」と書いてありますが実際に試してみると、

    • WordPressのインストールの工程が多い
    • 実は、手間が多い
    • 初心者には、他社からの引っ越しが難しい

    というデメリットがありました。

    ロリポップの場合は、物凄い簡単なインストール機能ではないものの、さくらレンタルサーバーよりはWordpressのインストールは簡単にできます。

    また、他社からロリポップに引っ越しをする際もロリポップの方が簡単にできる機能があります。

    ロリポップの簡単移行機能

    一方で、さくらレンタルサーバーのスタンダードプランだとWordpressの

    • 表示スピードを高める機能
    • 高速回線

    が標準装備されているので、集客面ではさくらレンタルサーバーの機能が優れています。

    他社へ引っ越しする際は?

    「他社から引っ越し」ではなく「他社へ引っ越し」する際は、両サービスとも非常に大変です!

    問題は、サイトやブログのドメインを変えた時に使うリダイレクト機能です。

    リダイレクト機能とは、以前利用していたドメインから新しいドメインに自動的に転送する機能なんですが、さくらサーバーもロリポップも.htaccessというファイルにファイルマネージャーからアクセスして難しいコーディングをする必要があります。

    例えば、下記のようなコードを.htaccessに入力↓

    Redirect permanent /お客様が転送するディレクトリ/ ジャンプ先の新しいURL

    ただし、.htaccessに関しては入力を間違えるとサーバー自体が大変なことになるので初心者には、相当難しいです。

    なので、ロリポップや、さくらレンタルサーバーでドメインを変える場合はエクスパートじゃない限り相当難しいことを覚悟しておく必要はあります。

    料金プランを比較!

    最後に、さくらレンタルサーバーとロリポップのスタンダードプランの料金比較表をご用意しました。

    さくらサーバー ロリポップ
    スタンダードプラン 月額500円 月額440円
    契約条件 36ヶ月契約の場合 36ヶ月契約の場合
    無料お試し期間 14日間 10日間

    さくらレンタルサーバーも、ロリポップもレンタルサーバー業界の中でも料金がかなり安いです。

    両者とも1番安い料金ですと、月額料金が99円〜121円で始められるプランもありますが、性能や機能で考えると正直、1番安いプランはサイトやWordpressブログ運営では使い物になりません。

     

    なので両社とも最低でもスタンダードプランを使う必要性があります。

    下記はロリポップの料金プランを安い順に並べています。

    月額99円 エコノミー
    月額220円 ライト
    月額440円 スタンダード(今回比較したプラン)
    月額550円 ハイスピード(おすすめ
    月額2200円 エンタープライズ

    一方でさくらレンタルサーバーの料金プランは↓

    月額121円〜 ライト
    月額500円〜 スタンダード(おすすめ
    月額1980円〜 ビジネス
    月額3850円〜 ビジネスプロ

    ご覧になって分かるように、ロリポップには今回比較した【スタンダードプラン】よりも【ハイスビード】の方がおすすめと表示しています。

    ハイスピードプランは新しい料金プランで、スタンダードプランにはない

    • WordPressの高速化機能
    • サーバーの高速化機能
    • 自動バックアップ機能

    などが標準装備されています。

    これにより、さくらサーバーのスタンダードプランにはあるけど、ロリポップのスタンダードプランにはなかった機能や性能をカバーしてくれます。

    ただし、その分、料金が50円ほどさくらレンタルサーバーのスタンダードプランよりも高くなります。

    さくらレンタルサーバーがおすすめな人

    • 料金をとにかく抑えたい人
    • 初期ドメインをたくさん使いたい人
    • WordPressブログを運営している人
    • 表示スピードをあげたい人
    • Webメディアを運営している人

      ロリポップがおすすめな人

      • 料金をとことん抑えたい人
      • WordPressブログを運営している人
      • 表示スピードをあげたい人
      • Webメディアを運営している人

      まとめ

      今回は、レンタルサーバーの中でも老舗の2社:さくらレンタルサーバーと、ロリポップを3つの項目で比較してみましたが、参考になりましたでしょうか?

      どちらのサービスが必要になるかは、求めている機能や状況によりますが今回説明した比較項目を参考に選んでいただければ幸いです。

      どちらも素晴らしいサービスを提供しているのは間違い無いです。