今回は、人気のレンタルサーバー、エックスサーバー(Xserver)とミックスホスト(mixhost)を機能面、使い勝手、料金プラン、Wordpressの速さ等で徹底比較。
両サービスの良いところ悪いところ包む隠さずお伝えしていきます。
そして、エックスサーバー(Xserver)とミックスホスト(mixhost)を利用して検証した結果、それぞれのサーバーがどんな人におすすめなのかを解説!
これからどちらのサービスを利用するべきか迷っている方の参考になれば幸いです。
エックスサーバーとmixhostを3つの項目で比較
以下の3つの項目で、エックスサーバー(Xserver)とミックスホスト(mixhost)を比較してみました。知りたい項目をクリックすると、その比較項目に一気に飛べるようになっています。
比較項目 | 比較結果 |
---|---|
1:機能面で比較 | サーバー自体の機能面を比較してみました |
2:Wordpressを比較 | WordPressの機能を比較してみました |
3:料金を比較 | それぞれの料金プランを比較してみました |
エックスサーバーとmixhostの機能面を比較!
まず最初に機能面に関しては、エックスサーバーとmixhostには違いがあります。
両者の特徴を理解することで、どちらのレンタルサーバーを選ぶかが決まると言っても過言ではありません。
まず一般的なレンタルサーバーの機能を、どちらも同じ1番安いスタンダードプランで比較した結果が以下となります↓
mixhost | エックスサーバー | |
---|---|---|
ディスク容量 | 300GB | 300GB |
転送量課金 | 特になし | 特になし |
メモリ | 8GB | 8GB |
VCPU | 6コア | 6コア |
無料SSL | あり | あり |
サイト数/メール数 | 無制限 | 無制限 |
自動バックアップ | あり | あり |
上記の比較表は一部の機能を比較していますが、レンタルサーバーの機能で比較する際に見るべきポイントだけを挙げています。
比較表を見ても大きな違いがないのは一目瞭然です。
両者の大きな特徴
ただし、エックスサーバーの場合、mixhostと違いスタンダードプランでも
- Xアクセラレータというサイトの高速化サービス
- XPageSpeedというスピード表示を高める機能
というオプションが含まれています。
一方で、mixhostは、1番高いビジネスプランじゃないと
- WordPress高速化サービス
- 2倍高速な超高速サーバー
というオプションが含まれてないのが難点です。
ただし、mixhostにあってエックスサーバーにはない機能があります。それが…
- アダルトサイトやブログが運営可能
- 海外向けのアフィリエイトブログが運営可能
という2つの機能というかメリットです。
エックスサーバーは、アダルトコンテンツの掲載は禁止していますが、mixhostは問題なく運営ができます。
わざわざ、アダルトレンタルサーバーという機能を売りにしているぐらいです。
さらに、mixhostの場合、アメリカの西海岸にもサーバーを設けているので
- 海外向けにアフィリエイトブログを運営したい
- 海外向けにネットビジネスを展開したい
- 海外向けにネットショップを運営したい
人には、かなりおすすめできるレンタルサーバーです。
実際、私も海外ネットビジネスを15年以上展開していて、その経験からわかっていることですが、海外向け(特にアメリカ)に情報発信するなら、やはり海外のサーバーを使うのがおすすめです。
と言っても、海外のレンタルサーバーですと表記もやり取りもが英語なので心配な方もいるでしょう。
そういう方には、mixhostの海外向けレンタルサーバーはエックスサーバーを含め他のレンタルサーバーよりも断然おすすめできます!
セキュリティーを比較
セキュリティーに関しては、mixhostとエックスサーバーは特に大きな差はありませんが、ここでも料金プランに大きな違いがあります。
エックスサーバーの場合は、1番安いプランでもWordpressのセキュリティー強化はされていますが、mixhostの場合は、
- プレミアム
- ビジネス
の中上級プランのみです。
なので、mixhostの1番安いスタンダードプランですと、セキュリティーのリスクがあるのはかなりのデメリットです。
だからと言って、必ずしも「エックスサーバーなら100%安全か」と言われると、そうではありません!
これはサイトやブログ運営者の常日頃からのセキュリティーに対する意識で大きく変わってきます。
メール機能を比較
メール機能に関しても、mixhostとエックスサーバーは特に大きな差がないように見えますがエックスサーバーにはmixhostにはないメール機能があります。
エックスサーバーはメールにDKIM機能と言って、なりすましを防ぐ機能が追加されているからです。他にも、SPFレコードや、DMARC設定なども標準オプションです。
一方で、mixhostには、この機能が含まれていません。
初期ドメインを比較!
あとは、初期ドメインの違いです。
初期ドメインとは、レンタルサーバーを利用する際に提供されるレンタルサーバーのサブドメインのようなドメインです。
実は、この初期ドメインを利用してブログやサイトを作ると、Googleの検索結果に上位表示されやすくなる可能性が高まります。
これはドメインパワーと言って、ドメインの強さを表している数字があるんですが、エックスサーバーの初期ドメインは非常に強いんです。
一方、mixhostの場合は、この初期ドメインの提供自体がありません!
ちなみに、このドメインの強さはahrefというSEOツールを使う事で、ドラゴンボールのスカウターのようにドメインの強さを把握する事が可能です。
そして、エックスサーバーのサーバードメインはかなり良い指標を出しているんです。
実際、私の場合、エックスサーバーの初期ドメインを利用してアフィリエイトブログを作成していますが、やはりエックスサーバーの初期ドメインを使うと効果があります!
下記をご覧になってもわかるように、私のブログはエックスサーバーの初期ドメインを利用した結果、3ヶ月ぐらいしてから一気にアクセスが増えました。
通常、新規ドメインを使ったら半年から1年はかかります。
WordPressの機能を比較
次に、Wordpressの機能についてエックスサーバーとmixhostを比較していきます。
- WordPressのインストールの簡単さ
- 表示スピードの機能
の2つを主に比較しています。
WordPressのインストール
今の時代、どのレンタルサーバーもWordpressは標準装備になっていますし簡単にインストールもできます。
また、mixhostもエックスサーバーも他のレンタルサーバーに比べてより簡単にWordpressを始めることができるインストール機能があります。
それが、申込の時点でWordpressを超簡単にインストールできる【WordPressクイックスタート】です。
このクイックスタート機能があるのは、今のところ
- エックスサーバーと
- mixhost
- シンレンタルサーバー
- コノハウィング
- カラフルボックス
のぐらい。
他のレンタルサーバーもWordpress簡単インストール機能はありますが、それは全て契約後にレンタルサーバーの管理画面にログインしてからの話。
経験者にとっては超余裕の作業ですが、全くの初心者にとっては簡単インストール機能でも多少難しく感じる可能性はあります。
なので、エックスサーバーもmixhostもWordpressの導入に関しては同じぐらい簡単に導入することが可能です!
WordPressの表示スピード機能を比較
WordPressで作るブログやサイトは、Googleに登録して検索エンジンから主に集客します。
その際、少しでもGoogle等の検索結果に上位表示させるためには、ブログやサイトの表示スピードを高める必要性もあります。
そして、その表示スピードを高める機能を提供するのがレンタルサーバーの役目だったりします。
このWordpressの表示スピードについては、
- エックスサーバーも
- mixhostも
WordPressの表示スピードを高める新機能を提供しており、機能面に関してはそこまで大きな違いはありません。
ただし、エックスサーバーの場合、mixhostと違いスタンダードプランでも
- Xアクセラレータというサイトの高速化サービス
- XPageSpeedというスピード表示を高める機能
というオプションが含まれています。
一方で、mixhostは、1番高いビジネスプランじゃないと
- WordPress高速化サービス
- 2倍高速な超高速サーバー
というオプションが含まれてないのが難点です。
表示スピードは、レンタルサーバー以外にもブログ自体に含まれているHTMLタグ、画像など様々な要素が関わりますので一概にレンタルサーバーだけの表示スピードで決まるわけじゃありません。
料金プランを比較!
最後に、エックスサーバーのmixhostの料金の比較表をご用意しました。
【*12ヶ月契約の場合】 | mixhost | エックスサーバー |
---|---|---|
1番目に安い料金プラン | 月額968円 | 月額825円 |
2番目に安い料金プラン | 月額990円 | 月額1,650円 |
3番目に安い料金プラン | 月額2,178円 | 月額3,300円 |
上記の料金比較表ですが、
- キャンペーン価格が適用される
- 12ヶ月の契約期間
- 初期費用はどちらも無料(0円)
で比較した場合の料金プランの違いとなっています。
見てもわかるように、料金の安さは1番安いプランですとエックスサーバーに軍パイがあがります、中・上級プランですとmixhostの料金プランの方がお安くなっています。
1番安いプランは100円程度の違いですが、仮に12ヶ月で計算すると1,200円の違いは何気に大きいですし、中・上級プランの料金の違いは最大で13,464円も違います。
実はここ最近、mixhostなど他のレンタルサーバーが月額費用を下げたり初期費用を0円というオファーを提供することが増えてエックスサーバーも値段を下げる傾向になっています。
これまでは、初期費用は3,000円は必ず掛かってましたが、現在はエックスサーバーも初期費用が0円です。
ちなみに、はじめてWordpressを使いたい初心者におすすめする料金プランは
- エックスサーバーは、スタンダードプラン(1番安いプラン)
- mixhostは、ビジネスプラン(1番高いプラン)
となっています。
なぜ、エックスサーバーは1番安いスタンダードプランでmixhostは1番高いビジネスプランなのかを説明します。
昨今、レンタルサーバーはWordpressの高速化サービスを提供するのがスタンダードとなっており、いかにWordpressブログの表示スピードを上げられるかがレンタルサーバーが選ばれる最大の要素となっています。
上記のmixhostの料金プランをご覧になっていただければ分かるように、mixhostの場合1番高いビジネスプランのみ
- WordPress高速化サービス
- 2倍高速な超高速サーバー
というオプションが含まれています。
一方で、エックスサーバーにはどの料金プランにも
- XアクセラレータというWordpress高速化サービス
- XPageSpeedというWebサイト最適化機能
というオプションが含まれています。
この違いは、結構大きいです!
なので、中・上級の料金プランだけで比較するとmixhostの方が安い感じがしますが、含まれているWordpressブログの表示スピードに関わる機能を考えると
- エックスサーバーなら月額825円
- mixhostなら月額2,178円
とエックスサーバーの方が実はお得なんです!
エックスサーバーがおすすめな人
- SEOに効果が期待できる初期ドメインを使いたい人
- 総合的に評価の高いレンタルサーバーを使いたい人
- WordPressブログを運営している人
- 表示スピードをあげたい人
- Webメディアを運営している人
- 料金もお得に運営したい人
mixhostがおすすめな人
- アダルトコンテンツも掲載したい人
- 海外向けのサイトやブログを運営したい人
- WordPressブログを運営している人
- 表示スピードをあげたい人
- Webメディアを運営している人
まとめ
今回は、レンタルサーバーの中でも人気のエックスサーバー(Xserver)とミックスホスト(mihost)を3つの項目で比較してみましたが、参考になりましたでしょうか?
どちらのサービスが必要になるかは、求めている機能や状況によりますが今回説明した比較項目を参考に選んでいただければ幸いです。
どちらも素晴らしいサービスを提供しているのは間違い無いです。