レンタルサーバーって数が多くて何を基準に選べは良いかがわからない人も多いです。
そこで今回は、レンタルサーバーの選び方について解説します。
失敗しない!レンタルサーバーの選び方
私、レンタルサーバーの案内人は、これまでに様々なレンタルサーバーを利用してきました。
最初は何も考えずに価格だけを比較してレンタルサーバーを選んでいましたが、安いだけでレンタルサーバーを選ぶと自分のニーズに合ったレンタルサーバーを選ぶことができません。
ここからは、失敗しない!レンタルサーバーの選び方のポイントをいくつか挙げてみました。
目的や用途で選ぶこと大事!
レンタルサーバーの選び方として1番大事なのは、レンタルサーバーを選ぶ際の目的や用途を考えることです。
よくありがちな選び方の間違いとして、機能性やサーバーの種類、パーフォーマンスから選んでしまうことです。
もちろん、それらも大事ですが、それよりも…
「なんで、あなたはレンタルサーバーを使うのですか?」
という問いに対して答えが、正しいレンタルサーバーの選び方につながります。
WordPressの利用がメイン
レンタルサーバーを使う用途として最も多いのは、ビジネス目的としてWordpressを使いブログやサイトを作ることです。
その場合、レンタルサーバーの選び方としては
- WordPressのインストールは簡単かどうか
- WordPressの機能は多機能かどうか
- WordPressの表示速度は速いどうか
- WordPressはどのぐらい作れるかどうか
- WordPressのセキュリティーは高いかどうか
など。
上記を基準にレンタルサーバーを選ぶと、どの会社のサービスを利用すれば良いかが大体決まります。
近年Wordpressは、ほぼ全てのレンタルサーバーで使えますが、レンタルサーバーによってWordpressの機能性は全然違います。
ただ単に、Wordpressが使えるだけのレンタルサーバーなら無数にありますが、Wordpressで作ったブログやサイトが少しでも速く表示させる努力をしている会社は数が限られます。
このWordpressの表示スピードは、Googleの検索結果に上位表示させて少しでも集客を有利にするためには物凄い大事な要素となります。
さらに、レンタルサーバーによってはGoogle集客において有利になる初期ドメインを提供してくれる会社もあります。
法人向けだと特定の独自ドメインを使用したい方が多いため、あまり利用できませんが、副業でアフィリエイトブログを運営したい方は、なるべく集客が有利になる初期ドメインを提供してくれるレンタルサーバーを選ぶのもポイントとなります!
会社のホームページを作成
2番目にレンタルサーバーを使う目的として多いのが、会社のホームページを作成する際です。
会社のホームページと言っても規模感によって変わりますが、零細企業向けの簡単な会社の案内を載せる程度のホームページを作る場合は、そこまで多機能なレンタルサーバーを選ぶ必要はありません。
なので格安だけど、最低限の機能を提供してくれるレンタルサーバーを選びましょう!
もしくは、個人事業主の方がご自身のサービスをご案内したり、お店用の案内のためのホームページを作る場合も同じです。
このような場合、ホームページビルダーを使う方も多いですが、その場合は、ホームページビルダー等の作成ソフトに適したレンタルサーバーを選ぶのもポイントです!
大規模サイトの運営
法人や企業向けのサイトを構築する際には、他の目的よりもレンタルサーバーの選び方が非常に重要となります。
適切なレンタルサーバーを選ぶことで、パフォーマンスの向上やセキュリティの強化、スケーラビリティの確保が優先されます。
また、一般的なレンタルサーバーは複数のユーザーと1つのサーバーをシャアーして利用する共有サーバーは大規模サイトには適していません。
零細企業のホームページ、個人事業主のサイト、店舗サイト、副業のサイトであれば共有サーバーで全く問題ありません。
ただ、共有サーバーは一気に膨大なトラフィックが増加すると他のユーザーの影響を受けやすく、パフォーマンスが低下するリスクがあります。
そのため、大簿記サイトを運営する法人であれば1番は専用サーバーを検討するべきです。
また、大規模サイトを運営する法人や企業の場合、個人情報を扱う可能性も高いので、セキュリティ対策も非常に重要です。
DDoS攻撃への対策が施されているかどうかが大事ですし、万が一に備えた時の定期的な自動バックアップやサポート体制がしっかりとしているレンタルサーバーを選び、データの損失に備えましょう。
あとは、過去に障害が起きた時の対応がどうだったかが大きなポイントとなります!
海外向けにビジネス展開
海外向けにビジネスを展開されたい方が、Wordpressで海外向けにブログやサイトを作る場合、レンタルサーバーは海外にサーバーを設置している会社を選ぶべきです。
ビジネスを行う国によってレンタルサーバーは変わってきますが、アメリカを相手にビジネス情報を発信する場合は、アメリカ本土にサーバーを設置してある会社を選ぶべきです。
趣味や非営利目的
趣味や非営利目的でレンタルサーバーを利用する場合、費用対効果や価格の安さが重要です。
特に趣味で使う場合は、お金は全く書けなてくも良いので無料のレンタルサーバーサービスを使うのも良いです。
無料のレンタルサーバーですと、多くは広告が表示されたり機能やスペックが有料のレンタルサーバーよりも大分劣るのでビジネス目的には適して無いですが、趣味程度なら問題ありません。
ただ、NPO法人や非営利目的の団体等は無料のレンタルサーバーよりも費用対効果が高い格安のレンタルサーバーを選ぶべきです。無料ですと、機能面で足りないことが多くなるからです。
Windowsの利用
コロナ以降、リモートで仕事をすることが定着した会社も多くWindowsを共有できるサーバーを探している人もいます。
Windowsをリモートで使う場合、他のユーザーの影響を受けにくい方が良いです。
なので、共有サーバーが良いのですが値段が高いので、その代わりに「VPS」と呼ばれるサービスを利用するのがおすすめです。
VPSは、仮想化技術を使って1台の物理サーバーを複数の仮想サーバーに分割します。各仮想サーバーは独立して動作するので、専用サーバーのように他のユーザーの影響を受けにくくなります。
しかも、値段は共有サーバーよりもリーズナブルです。大規模サイトには適してないですが、リモートでWindowsを共有したい人には適しています。
特徴 | レンタルサーバー | VPS |
---|---|---|
料金 | 低い | 中程度 |
管理 | サーバー会社側が行う | ユーザー側が行う |
カスタマイズ | 制限あり | 自由度は高い |
他ユーザーの影響 | 受けやすい | 受けにくい |
主な用途 | 小規模サイト、ブログ、個人用 | ゲーム、リモート、アプリ開発 |
マイクラなどゲームでの利用
マイクラなどゲームをPC上で行いたい人にも、VPSはおすすめです。
ゲームで使いたい場合も、他のユーザーの影響を受けにくい方が良いしカスタマイズの自由度も高い方が良いので、レンタルサーバーよりもVPSを選ぶ必要があります。
最近では、ゲーム専用のVPSの特設サイトまで公開しているレンタルサーバー社も多いです。
アダルトや出会い系での利用
利用者の中には、アダルトコンテンツや出会い系サイトなどを運営したい方も中にはいます。ただ、一般的に多くのレンタルサーバーでは、アダルト系のコンテンツは禁止されていることが多いです。
なので、それが許されているレンタルサーバーを選ばないとアカウントが停止されたりするので、レンタルサーバーの選び方は十分に気をつける必要があります。
以前までは、アダルトや出会い系コンテンツの掲載が許されているレンタルサーバーは少なかったですが、最近は競争も激化しているせいかアダルト専門を謳ったレンタルサーバーも増えています。