スカッシュのボールは弾まない?
打ち方のコツや練習方法とは?
スカッシュの基本と言えば、なんと言ってもボールの打ち方です。このページでは、初心者向けのスカッシュボールの打ち方について説明してみたいと思います。
ボールが弾まない・当たらない…
大抵、スカッシュを始めたばかりの人は、打ち方に様々な課題が見かけられます。
- ボールが当たらない
- ボールが自分の方向に戻ってくる
- ボールを強く打っても、前にしかいかない
- そもそもボールが弾まない
などなど。
実は、それぞれ原因があります。
まず、@の【ボールが当たらない】ですが、多くの方は、打つときに“ボールを見ていない”、
もしくは、跳ね返ってきた“ボールに近すぎている”という大きな問題があります。
次に、Aの【ボールが自分の方向に戻ってくる】は打った後のラケットの方向(フォロースルー)が待ちあがっているのが大きな原因です。
スカッシュを行う上で、このフォロースルーはとても大事です。
スカッシュのボールは、打ちたい方向にまっすぐ押し出しましょう。
Bの【ボールが自分の方向に戻ってくる】は、高いところを狙えば意外と簡単にクリアーできます。
高い場所というのは、上の図で言えば、真ん中の赤いラインの上の場所。
それから、スカッシュのラリーを始める前には、ボールを温めるという目的で、一人ずつボールを打っていく練習があります。それを約5〜10分ぐらい。
相互に行っていきます。
そうすればC番目のボールが弾まない問題も実は解決できます。
練習方法は簡単!
最初に、横壁にボールを当てて、床にバウンドしたボールを打ちます。体の向きは横、ラケットはしっかりと握り方の位置で準備。
足は肩幅程度に開きましょう。
ボールを落すとのは、自分の前足辺り。後は、後ろ足から前足に重心を移動させながら前足の横でボールを打ちます。
スカッシュはT取り合戦?
【Tポジション】って聞いた事がありますでしょうか?
これは、スカッシュを行う上で必ず必要な基本的な動きです。
実は、スカッシュを行う上で、最も大切な事は『Tポジションを取ること』と言っても過言ではありません。このTポジションとは、スカッシュコートの真ん中の部分を指しています。
よく見ると、ちょうど中央の部分が【T】に見えることから、こう呼ばれているらしいです。
上手い人達を見ていれば分かると思いますが、スカッシュを行う上で、全ての動きは、この『Tポジション』から始まっているんです。
上記の図の真ん中の赤い●の中です。
では、どのようにしたら、Tポジションに立つ事が出来るようになるでしょう?
実際、初心者の方はやってみた時に分かっていると思いますが、中々、真ん中部分に立つ事が難しく感じると思います。
それは、“なぜ”でしょうか?
実は、上手い人達を行うと、彼らは必ずスカッシュコートの4つ角を狙ってボールを打っているのが分かります。
4つ角を狙うことで、相手を走らせる事が出来るようなり、自分は、真ん中に立つ事が出来る。
しかも、相手が取りにくい、4つ角だと、相手のボールが真ん中に来るので簡単に打つ事が出来るんです。
動画で解説!スカッシュの動き
上手い人のスカッシュは、よ〜く見ると、あまりTポジションから動いていない事が分かると思います。
例えば、下記のスカッシュ動画は、プロのスカッシュ選手の試合ですが両方の選手ともあまりスカッシュコートの真ん中から動いてないですよね?
その他のスカッシュ動画はこちら
逆に、初心者の方が、上手い人達とプレイすると、なぜか走らされている事が多いのに気が付くと思います。
その秘密は、実は、今日解説した『Tポジション』と、『4つ角』にあったんです
スカッシュ基本の打ち方
最後に、スカッシュの基本ショット・打ち方をそれぞれ説明していきます!
- ストレートドライブ
スカッシュの基本中の基本のショット、ストレートドライブ。
その名の通り、真っ直ぐにボールを打ち返すショットです。
難易度:★★★★
- クロスコートドライブ
このショットは、一方のサイドから、もう一方のサイドへ打ち返すこと。
スカッシュ初心者の方は、「ストレートドライブ」と「クロスコートドライブ」の2種類が最初に打てるようになる事が大事です。
難易度:★★★
- ボースト
ボーストと呼ばれる、このショットは、スカッシュ特有の打ち方です。
基本的には、スカッシュのボールをサイドウォールに当ててからフロントウォールにあてるショットのことです。
難易度:★★★
- ボレー
ボレーは、スカッシュのボールを、バウンドする前に打ち返すショットのこと。
上の方に、ボールが来た時に、よく使うショットの1つです。
難易度:★★★★
- ドロップ
コートの前方に打つショット。
スカッシュ初心者の方がよく用いるショットの1つです。
難易度:★★
- ボレードロップ
これも、ボールをコートの前に打つショットです。
ただ、ドロップと違いノーバウンドで行うのがポイントです。
難易度:★★★★
- ロビング
これは、自分自身が前方に走らされている時や、相手にTポジションを
撮られてしまった時に使うボールを上に高く打つショットです。
これを使うと、時間稼ぎが出来ます。
難易度:★★★★
- ニックショット
これは、ボールを床の隅の間にボールが入るようになり、まったく弾まない
ショットです。弾まなければ、取る事が出来なくなるので、効果的です。
難易度:★★★★★
- サーブ
スカッシュのラリーを始める前に打つ、一番最初のショットです。
オーバーハンドサーブ、アンダーハンドサーブ、バックハンドサーブなどがあります。
難易度:★★
- レシーブ
レシーブは、相手のボールを打ち返すショットです。
これは自分の主導権を摂る為に重要なショットです。
難易度:★★★
『スカッシュって、どこで出来るの?』なんて思っていませんか?
当サイトでは地域ごとに分別されたスカッシュコート・施設概要がご覧頂けます。
詳しくは:スカッシュができる場所